セリカ GT-FOUR

セリカ GT-FOUR

トヨタの中型モデルとして古くから販売されているセリカ、そのセリカもトヨタのコストダウン策の影響を受けてしまい、FRからFFになってしまいました。

 

ちょうどこのころ、トヨタでは、コストダウンのためにFRをFF化することを進めており、あれだけ不評を買いながらもFF化されてしまったカローラレビン、スプリンタートレノと同じようにこのセリカもFF化されてしまいました。

 

まさに肉食獣から牙を抜いたかのような状態となってしまい、それまでFRレイアウトを持ち、スポーツ走行などに使われていた車がすべて大衆車となってしまったわけです。

 

もちろんセリカの売り上げ台数も極端に減ってしまったわけですが、その補填といえるべきモデルが発売されました。それがセリカGT-FOURです。

 

これはWRCに参戦するために作ったモデルで、1.8リッターFFモデルのセリカに2リッターターボエンジンとフルタイム4WDを搭載した形で作られました。

 

GT-FOURモデルが作られたのはFF化されたT160型からT180型、T200型といった3つモデルだけで、最終モデルとなったT230型ではトヨタがWRCに参戦する余裕もありませんでしたし、燃費性能が問われ始めていた頃でしたので、FFモデルだけとなってしまいました。

 

どのGT-FOURに関してもずば抜けた走行性能、動力性能があるわけではありませんが、現在のエコカーやミニバン、クロスオーバーSUVばかり売られる状況から見ると魅力的に見えるのが不思議です。